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農林水産技術会議

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TOPIC6:振動でトマト害虫を防除―コナジラミ類の発生抑制・トマトの授粉促進による安定生産へ―

成果のポイント(ここがスゴい!)

  • トマトの害虫であるコナジラミ類に対して、振動により防除する技術を開発。
  • 振動装置を設置したトマト栽培施設において、振動が害虫の発生を抑制することを解明。本技術の活用により、農薬散布回数の削減を実現。
  • さらに、振動はトマトの授粉を促進するため、害虫防除と授粉のダブル効果が期待。
  • 振動に感受性を持つ昆虫は多いため、振動による防除は様々な害虫への応用が可能。

研究機関

振動農業技術コンソーシアム(電気通信大学(代表)、森林研究・整備機構、宮城県農業・園芸総合研究所、九州大学、東北特殊鋼株式会社、兵庫県立農林水産技術総合センター、神奈川県農業技術センター、琉球大学、他4機関)

概要

防除対象: トマト等野菜の害虫(コナジラミ類)

トマト等野菜の害虫である「オンシツコナジラミ」の成虫と幼虫の写真

オンシツコナジラミの成虫と幼虫

  • 植物の病気を媒介
  • 薬剤抵抗性が発達

磁歪式振動装置

宮城県農業・園芸総合研究所の「磁歪式振動装置」の写真

宮城県農業・園芸総合研究所

トマト栽培施設内のパイプに設置した磁歪式振動装置(東北特殊鋼製)から、ワイヤー経由でトマト株に振動を伝達することで、コナジラミ類の密度が低減するイメージ図

トマト栽培施設内のパイプに設置した磁歪式振動装置(東北特殊鋼製)から、ワイヤー経由でトマト株に振動を伝達

振動による防除効果

振動による防除効果を「オンシツコナジラミ」と「タバココナジラミ」で比較した図。無処理よりも防除効果が高い。

害虫の密度を低減することで、農薬散布回数の削減に貢献

振動による授粉促進効果

Sekine et al. 2022

振動による授粉促進効果を無処理と比較した図。振動を与えることで授粉促進の効果が得られる。

害虫防除及び授粉促進のダブル効果による安定生産へ

*振動の周波数等は要検討

磁歪式振動装置の実証試験

JA全農展示圃場における磁歪式振動装置の実証試験の写真

JA全農展示圃場

磁歪式振動装置:生産現場での実証試験を2023年より開始予定

導入により期待される効果

振動技術の導入により、害虫の発生抑制に加えて授粉促進が可能となり、安定生産に貢献する可能性。化学農薬の低減及び省力化が期待される。

連絡先

国立大学法人 電気通信大学 総務企画課 広報係
TEL 042-443-5019

PDF版をダウンロード

TOPIC6:振動でトマト害虫を防除―コナジラミ類の発生抑制・トマトの授粉促進による安定生産へ―(PDF : 781KB)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究企画課

担当者:戦略的実装班
代表:03-3502-8111(内線5847)
ダイヤルイン:03-3502-7407

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