TOPIC7:ウンカ発生調査 AIで大幅時短―目視では1時間以上の調査時間を3~4分に短縮―
成果のポイント(ここがスゴい!)
- イネ害虫の発生調査において、調査板の画像からイネウンカ類(トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ)を自動認識するAIを開発した。
- イネウンカ類3種類を雌雄や幼虫・成虫などに全18分類して、平均90%以上の精度で見分けることができ、特に急速に増殖して激しい被害を引き起こすトビイロウンカは95%以上の精度で見分けることができる。
- 目視では調査板1枚当たり1時間以上かかることもある調査時間を、3~4分に短縮できる。
研究機関
農研機構
概要
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ウンカ発生調査風景

粘着剤を塗った調査板に、虫を叩き落とす
従来はこれを目視で調査 -

調査板を画像化する(2~3分)
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画像認識AI技術でイネウンカ類のみを、自動検出(1分以内)
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イネウンカ類計数結果 名称 認識数 トビイロ長翅メス 18 トビイロ長翅オス 2 トビイロ短翅メス 27 トビイロ短翅オス 1 トビイロ終齢幼虫 98 トビイロ中齢幼虫 3355 イネウンカ類若齢幼虫 4819 ヒメトビ長翅メス 0 ヒメトビ長翅オス 0 ヒメトビ短翅メス 0 ヒメトビ短翅オス 0 ヒメトビ終齢幼虫 0 ヒメトビ中齢幼虫 10 セジロ長翅メス 0 セジロ長翅オス 0 セジロ短翅メス 0 セジロ終齢幼虫 1 セジロ中齢幼虫 47 認識結果を自動集計
調査対象となるイネウンカ類3種18分類
セジロウンカの短翅オスは通常は出現しない
導入により期待される効果
都道府県病害虫防除所での定期的なイネウンカ類の調査を、これまでの目視調査よりも、大幅に軽労化・迅速化。誰でも均一な精度で調査できるため、害虫の的確な防除や被害発生の予測に貢献する。
連絡先
農研機構 九州沖縄農業研究センター 研究推進室 広報チーム
E-mail:q-info★ml.affrc.go.jp
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お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究企画課
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