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農林水産技術会議

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BNI関連の研究の情報

BNIについて

BNI(生物的硝化抑制)とは、作物の根から分泌される物質により土壌中の窒素肥料の硝化を抑制する現象です。
このBNIを活用することで、温室効果ガスの削減による気候変動緩和への貢献や、水質汚染の低減が期待できることから、我が国はこのBNIを活用するための研究を推進しています。

BNI(生物的硝化抑制)の概要

BNI強化コムギについて

令和3年に、国際農研が国際機関等と共同で野生近縁種の高いBNI能を交配によって多収コムギ品種に付与したBNI強化コムギの開発に世界で初めて成功しました。研究では窒素肥料を減らしても、通常施肥条件のコムギと同じ生産性を維持することが証明されました。世界で約2億haを越えるコムギ農地への窒素肥料の低減とともに、温室効果ガスの削減や水質汚染の低減に期待が寄せられており、国際的な関心が上昇しています。

BNI関連の研究情報まとめ

1.BNI強化コムギの開発・普及

実施事業

(海外での事業)
ネパールでの実証事業

国立研究開発法人が有する国際共同研究のためのネットワークを活用し、我が国の有望な基盤農業技術であるBNI強化コムギについて、アジアモンスーン地域であるネパールで、応用のための共同研究を実施しています。

メキシコでの研究事業

国際とうもろこし・小麦研究センター(CIMMYT)への拠出を通じ、土壌特性の異なる地域で栽培可能な新たなBNI強化コムギの作出を目指した事業を実施しています。

インドでの実証事業

JSTとJICAが連携して国際共同研究を支援する、SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)にて、世界2期のコムギ生産量を誇るインドにおいて、BNI強化コムギの栽培体系の確立に向けた事業を実施しています。

(国内での事業)
国内向けBNI強化コムギの開発の加速化

国内向けの優良形質を備えたBNI強化コムギの開発を加速化するための事業を実施しています。

国内研究機能の強化(BNI栽培管理施設の整備)

研究成果情報

BNI強化コムギと親系統との生育の違い
BNI強化コムギ(左)と親系統(右)との生育を比較した写真。BNI強化コムギの方が茎が太く、生育が良い。
(国際農研提供)

2.コムギ以外でのBNI能の活用

実施事業

研究成果情報

トウモロコシ
ソルガム
ブラキアリア牧草

3.国際的な情報発信・研究交流の活性化

各種国際会議でBNI研究について報告するとともに、国際農研がBNIコンソーシアム活動を推進しています。


写真:G7宮崎農業大臣会合で国際農研が報告

最終更新日:

お問合せ先

農林水産技術会議事務局国際研究官室

ダイヤルイン:03-3502-7467

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